中小企業診断士という職業。

勉強をしているシーン

みなさんこんにちは!中小企業診断士の中村よしきです。
私は2023年の2月から中小企業診断士の勉強を開始して、2025年の5月に晴れて中小企業診断士に登録となりました。
今回の記事は中小企業診断士の受験を検討されている皆様に向けて「中小企業診断士ってどんな資格??」「取得するメリットは??」について、昨年合格した私の視点から解説します。中小企業診断士の魅力や試験の詳細をお話しするので興味ある方はぜひご一読ください。

中小企業診断士という資格に関して

中小企業診断士は、日本で唯一の経営コンサルタントの国家資格です。中小企業の経営を診断し、改善・支援する専門家を指します。日本の企業の99.7%は中小企業であり、製造業・飲食業・サービス業の多くが中小企業に含まれます。主な役割は下記の4点です。

  • 経営診断:企業の経営状況を分析し、課題や問題点を特定します
  • 経営改善計画の立案:企業の課題解決に向けた具体的な対策を提案します
  • 経営コンサルティング:企業の経営改善に向けたアドバイスや指導を行います
  • 経営支援:企業の経営改善計画を支援し、実行をサポートします
ねこさん

この説明だと何の仕事するのか内容がわかんないよね。

あんまりイメージ湧かない

よしき

確かに。具体的にどんな仕事するのかよくわかりにくいよね。

詳しく説明するね!


中小企業診断士の仕事その①「診る」

中小企業診断士の主な仕事は診る」「書く」「話す」の3つの分野から構成されています。
まずは「診る」。顧客の経営状況の診断で、最もコンサルティング的な仕事といえるでしょう。診る仕事の具体例は下記。
商工会や商工会議所の窓口相談:経営全般、IT、資金繰りなどの相談に対応します。創業の相談もここに含まれます
専門家派遣:診断士個人が商工会議所に専門家としての登録を行い、事業者からの依頼に応じて派遣されて支援を行います。
顧問契約:事業者と診断士個人で契約を結び、定期的に接点をもち、その都度アドバイスや課題解決のサポートをします
経営改善計画:金融支援を伴う支援が必要な中小企業に対して、経営改善計画の策定とその実行の支援を行います

よしき

僕は経営改善計画の仕事がしたくて、中小企業診断士になったんだよ!

中小企業診断士の仕事その②「書く」

次は「書く」。なかなかイメージしにくいかもしれませんが、計画策定の業務や補助金申請業務、執筆作業がこれに該当します。
補助金の申請には事業計画の作成が必要になるため、事業計画を策定することが書く業務の中心になります。
経営計画の作成:経営革新計画、経営力向上計画などの計画の策定支援
補助金申請:ものづくり補助金、持続化補助金、新事業進出補助金などの申請書
執筆作業:書籍やブログ執筆、業界誌への寄稿、研究レポートの作成など

ねこさん

書く仕事って、結構たくさんあるんだね〜

よしき

僕が今このブログを執筆しているのも書く仕事だね

中小企業診断士の仕事その③「話す」

最後は「話す」。これは比較的イメージしやすいかもしれません。商工会議所のセミナーや企業研修の講師、予備校の講師が該当します。それ以外にも、最近だとyoutube動画への出演やポッドキャストの解説など話す機会は増えています話す仕事がきっかけで新たな案件受注に繋がるケースもあり、話す能力は診断士にとって非常に重要なスキルの一つです。
セミナー講師:経営者向け、商工会議所などの支援機関向け、診断士協会の会員向け
研修講師:一般企業向けの講師、大学や大学院の講師、創業スクールの講師
メディア・動画出演:youtubeやポットキャストでの解説、地域広報番組への登壇

よしき

全国を研修やセミナーで飛び回る、超売れっ子の診断士の先生もいるよ!

かっこいいなー!

中小企業診断士を取得するメリット

公認会計士や税理士などの士業と比較して、独占業務がないのが中小企業診断士の特徴です。それを理由に「取得する意味があるのか?」という声も実際によく耳にします。私自身の考えとしては「十分取得するメリットがある資格」だと思っています。試験に合格して以降、そのメリットを実感しています。たくさんありますが特に大切なポイントを3つお伝えします。

受託しやすくなる公的業務がある

独占業務ではないものの、中小企業診断士の資格を持っていることで受託しやすくなる公的な業務があります。商工会などの窓口相談員や専門家派遣登録、経営改善計画支援はこれに該当します。税理士や会計士などの他の資格取得者でも受託は可能ですが、中小企業診断士は組織や人事、マーケティングなど多岐にわたる幅広い分野での専門性があるので上記の公的業務との相性は非常によいです。この公的業務の受託をメリットに感じて診断士受験をしているフリーランスの方が、私の周辺にもいます。

国家資格取得者という信頼を得ることができる

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自身のこれまでの経験やスキルとの相乗効果が得られる

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